愛知は意外に“マラソン王国”だったことが判明。

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すっかり関東・関西に遅れをとっている感があるナゴヤのランニングムーブメント。しかし意外や意外、愛知県は全国でも3本の指に入るほどの“マラソン王国”であることが判明しました。

その根拠とは、株式会社計測工房さんが集計・発表している「県民人口と大会規模 市民マラソン開催数ランキング」。計測工房の社長さんのツイートで存在を知ったのですが、非常に興味深く面白いデータです。

その都道府県内における「5,000人以上の大会数」をもとにしたランキングで、1位は「12大会」でやはり東京。最大動員大会はいうまでもなく東京マラソンです。2位は「9大会」で神奈川。2万人規模の湘南国際マラソンが代表的なレースのようです。

で、第3位が、な、な、なんと我がナゴヤ(愛知県)!都市型マラソンラッシュに沸く関西地方の府県をおさえてのランクインです。一番エントリー数が多いのは名古屋シティマラソンで16,000人ほど。そういえば、名古屋近郊の大会はどの大会も軒並み5千人を超えており、それが日本全体のスタンダードだと思いこんでいました。

ちなみに3位には、同数(6大会)で沖縄と埼玉も入っています。埼玉は首都圏だし人口も多いので「ふ~ん、そうですか」って感じですが、人口がうんと少ない沖縄で5,000人以上の大会が6つもあるというのはたいしたものです。沖縄こそ真のマラソン王国だといえるでしょう。恐れ入りました。

念のためつけくわえておきますと、「エントリー数の多さ=良い大会」だとはこれっぽっちも思っていません。参加人数を絞ってホスピタリティを重視している素晴らしい大会はいくらでもあります。こんな面白いデータがあるということを伝えたかっただけなので誤解しないでください。

さて、東京と関西に挟まれて“ランニング不毛地帯”との印象が強かったナゴヤですが、じつはかなりマラソン(ランニング)へのニーズが高いことがわかりました。ナゴヤのランニング市場を様子見している大中小メーカーその他企業の皆さま、今秋に向けて一気に攻め込んでみませんか?微力ながら全力で後押しします。

※なお、いま計測工房さんで閲覧できるデータは昨年7月時点のもので、現在アップデート版を作成中とのことです。

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