チームe3「ランニング・クリニック」体験レポ。

e3grip(チームe3)のランニング・クリニックを体験取材してきました。おじゃました日は第1回(18日)に向けてのプレ開催ということで少人数でしたが、「フォームチェックに重点を置いたクリニック」というだけあり、通常のクラブやラン教室にはないカリキュラムが新鮮でした。 teame3hyoushi.jpg チームe3のランニング・クリニックは開催ごとにテーマが設けられています。今回はフォームの基本となる「手のアライメント」。アライメントとは骨・関節の配列を意味するそうです。 まずは簡単な説明の後、軽くウォーミングアップ。引き続き、一人ひとりウォーキングして理学療法士によるカラダや動作のバランスチェック。注意深く見ていると、腕を振るときに左腕だけカラダの内側に入り込んでいる人や手首が反っている人がいました。 foamcheck.jpg いわれてみて「そういえばそうだな」と思ったのですが、誰一人として両腕が左右対称の動きをしていません。かくいう私も左腕がかなりカラダの内側に入り込んでいる(回内)とのこと。これ、自分ではまったくわかりません。感覚的にはまっすぐ振っているつもりなのです。 つぎはいよいよランニングフォームチェック。今回のテーマは「手のアライメント」ですから、おもに「手首の角度」に重点を置いたアドバイスを受けました。難しいことはわかりませんが、手首の角度一つ、親指のポジション一つが全身のバランスに影響を及ぼすとのことです。 shindan.jpg ランニング時もウォーキングと同じく、左腕がカラダの内側に入りすぎる、つまり「回内」が見られるとのこと。しかも私の腕振りは、振っているようでじつは振っていないことが判明しました。 ランニグにおける腕振りとは「肘を引く」ことであるのは皆さんご存じのとおり。ところが私の場合、肘を引いているつもりが「上腕を上下に動かしているだけ」であることがわかったのです。わかりやすくいうと、筋トレでいうところの「アームカール」をやり続けているような状態。 どうりで長い距離を走ったあと、上腕二頭筋が筋肉痛になるわけです。左肩だけ凝る原因もあっさり判明してしまいました。 今回、自分の実際のフォームがいかに脳内感覚とズレているか思い知らされ、愕然としました。動作の癖って恐ろしいです。逆にいえば、フォーム矯正に成功すれば効率がよくなり、ひいてはタイム短縮につながる可能性があるということですね。 個別診断のあとは、サクラ咲く山崎川をみんなでランニング。このときもスタッフが随時フォームチェックを行い、動作の細かな指導をしてくれます。 yamazakigawarun.jpg