ラン専用デジカメに完全防水・耐衝撃は必須。

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ラソン大会のとき、かならずデジカメを持って走ります(ウェストポーチではなく、瞬時に取り出せるようポケットにイン)。とくに比較的ペースが遅いフルの場合はスタートからフィニッシュまでほとんど握りっぱなし。選手や景色や沿道のギャラリーをパシャパシャ激写しまくりながら走ります。

もちろん観光ランやふだんの練習時にも、ネタを撮り逃さないためデジカメは手放せません。最近はカメラで撮影しながらランニングすることの面白さが再びクローズアップされているようですが、デジカメなら何でもいいとはいきませんので注意が必要です。

私が使っているのはオリンパスのμ725SW。3年前に「ランニング専用機」として購入しました。選んだポイントは「完全防水」と「耐衝撃性」です。 ランニング時におけるデジカメの防水性については、「生活防水」なんて中途半端な性能では非常に不安。

なぜなら、とくに春先~夏場の暖かい時期は、水をかぶったのと同じくらい汗でぐっちょんぐっちょんになるから。μ725SWは防水どころか水中撮影もOKなので、たとえ夕立に襲われてもへっちゃら。

もちろんレンズむき出しのまま豪快に水洗いできます。 つぎに大切なのが「耐衝撃性」。フルマラソンのときは終始握りっぱなしなので落としてしまう可能性がありますし(注意しているので落としたことはありませんが)、トレランなど起伏地を走る際は本体が激しくシェイクされ続けます。

無駄な神経とお金(修理代)を使いたくなければ、ラン専用カメラに完全防水と耐衝撃性はかかせません。ちなみにμ725SWは2006年発売製品なので現在は店頭に並んでいないと思いますが、同シリーズはなかり進化しているようです。

「撮影しながらランニング」は、市民ランナーの間ではずっと昔から行われてきたファンランのひとつ。これからランニング用にデジカメを購入しようとお考えの方は、くれぐれも「完全防水」と「耐衝撃性」を考慮してください。

ひと昔前のようにいちいちビニール袋やジップロックに入れたり、落下の恐怖に怯えていては楽しさ半減です。 同じような理由で、ケータイも完全防水&耐衝撃モデルを使わざるを得ません。

2つの要件を満たすのは、選ぶ余地なくCASIOのG'zONEということになります。もしもG'zONE並みの“タフネスiPhone”が発売されたら速攻で買い替えるつもりです。