日曜日、全国女子駅伝のフィニッシュを見届けたあと「タイメックスランニングクラブ in NAGOYA 2010」（以下、TRC NAGOYA）のキックオフパーティにお邪魔してきました。
会場に集まったメンバーの皆さんの熱気に触れるにつけ、やはり「名古屋のランニング（市場）に対する潜在的需要は高い」と確信しました。
名古屋には東京のように、大手スポーツメーカーや有名クラブチームが主催またはスポンサードするランニングスクールはほとんどありません。あっても1回限りのイベント的なものや、地元ショップ・走遊会などが開催する小規模な教室ぐらい。
企業スポンサードでは唯一「アミノバリュー・ランニング・クラブ in 愛知」ががんばっていますが、会場が名古屋都心から離れているため真の意味で「名古屋のランニングクラブ」とは呼べません。
「in 愛知」なので名古屋じゃなくてもいいんですが。（AVRC自体はとても素晴らしいクラブです） 名古屋のランニングムーブメントを盛り上げる意味で必要だと思うランニングスクールの条件は、「1.有名企業が主催あるいはスポンサードしていること（安心感があり、何より気持ちが盛り上がる。これ大切）」「2.名古屋都心あるいは周辺に主要会場があること」「3.単発ではなく、少なくとも半年は続くこと（クラブの一員という所属感が楽しさの大きな要因）」、以上の3点です。
そういった意味で「TRC NAGOYA」は、ナゴヤエリアの市民ランナーや「走ってみようかな。でも1人じゃ寂しいな」と考えている人にとってまさに理想のクラブだといえるでしょう。 前置きが長くなりました。
TRC NAGOYAキックオフパーティには、Joggers tomoさんのご紹介で伺わせていただきました。私が会場に到着したのは、ちょうどパーティが始まるころ。すでに会場のレストラン「葡萄畑」にはいろんな世代の女性メンバーが集まっており、とても華やか＆にぎやかな雰囲気でした。
まずは実質的な運営をされる「club MY☆STAR」代表 岩本能史さんからのごあいさつ。岩本さんはランニング雑誌にも連載を持っていますから、ご存じの市民ランナーの方は多いと思います。岩本さんの隣にいる女性が「アン☆ドゥ」の森下里美さん。彼女も市民ランナーにはおなじみの“元祖”実力派美ジョガー。美脚セミナーなどを担当されるそうです。
TRC NAGOYAでは、スパルタスロンや48時間走（！）などの優勝経験を持つ超超長距離ランナーの稲垣寿美恵さんと、スパルタスロンが主戦場（？）の亀井智貴さん（本業は医師）が地元密着コーチとしてメンバーの指導にあたるそうです。
単独での参加が多いと聞いていたのですが、みなさんあっという間に打ち解けて楽しそう。同じ趣味を持つ人どうしですから、きっと話もはずむのでしょう。
おいしい料理やワインもつぎつぎに運ばれてきます。その華やかな様子を眺めながら、「もしもこれが男ばかりだったら絵にならないだろうな」とゾッとしました。そういう私こそおっさんなんですが、主催者側の「女性限定」にしたい気持ちが少しわかったような気がします。イメージって大切ですから。
次の予定があったので最後まではいられませんでしたが、メンバーの皆さんの熱気や期待感はじゅうぶん伝わりました。TRC NAGOYAには、名古屋のラン文化を盛り上げる意味でもぜひがんばっていただきたいと思います。
