11月8日に行われた「2009いびがわマラソン」の写真入り記録証が届きました。毎年「いびっ子からのお手紙集」という冊子がオマケで入っており、なかなか面白いことが書いてあるのでついつい読みふけってしまいます。
思わずなごんでしまったいくつかの「手紙」を紹介します。以下、『』内に原文のまま転載します。
『ぼくは、はじめておうえんにいきました。ぼくたちのおうえんが、はしるひとのはげましになってよかったです。ぼくもじきゅうそうで、あなたたちみたいにはしりたいです。 小1男子』 ・・・・・「あなたたち」の部分だけ大人っぽくていいですね。
『としがとっている人でもげんきいっぱいはしっているのですごいとおもいました。そして、しつもんしたら、50才って言っていたのですごいです。あとハイタッチをできたのでよかった。 小2男子』 ・・・・・なるほど、小2から見ると50才は立派な年寄りです。
『マラソンをがんばって、はしったね。すごく、つかれたとおもうけど、すごいね。これからも、がんばってください。 小1女子』 ・・・・・ほめてもらえて嬉しいです。
『ランナーのみなさん、ぼくとハイタッチしてくれて、ありがとう。ヘタヘタなのに、タッチしてくれてありがとうございました。メッセージを書いてくれて、ありがとうございました。 小2男子』 ・・・・・たしかにヘタヘタでした。
『ランナーのみなさん、マラソンがすごくがんばったとおもいます。わたしもおおきくなったらやってみたいなとおもって、ちょっとだけ、うきっとしました。それでなんかわたしは、はしりたいきもちになって、あしをあげちゃって、もっとはしりたいなとおもいました。 小1男子』 ・・・・・うきっとしたんですね。それはよかった。
『僕は、初めてのいびがわマラソンのボランティアと応援でした。水をとってくれた時は、とても嬉しくて大きな声で応援がしたくなりました。僕は水を渡すときに、「元気100倍の水です」と言って渡しました。そしたら、「なら、それを飲もう」と言って飲んでくれた人がいました。ありがとうございました。長い距離だけど、お礼を言ってくださって、僕は感動しました!!! 中2男子』 ・・・・・ランナーとのやり取りが目に見えるようです。
『今日、ランナーの皆さんを応援していて「頑張って」と応援すると「ありがとう」や「頑張るよ」など走りながら応えてくれたので、「応援してよかったなあ」と思いました。ランナーの皆さんには、最後まで走りきって笑顔でゴールしてもらえたら、うれしいなあと思います。応援して本当に良かったと思いました。 小6女子』 ・・・・・応援を楽しんでいただけたようでなによりです。
他にもユニークな「手紙」がたくさんあるのですが、きりがないのでこのへんでやめておきます。それにつけても、マラソンレース中にイヤホンで耳をふさぐのは、こうした子どもたちの声援をシカトすることに他なりません。音楽を聴きながら走るのは練習の時だけにするべきだと、子どもたちの「手紙」を読んでいてつくづく感じました。