【長野マラソン番外編】体重の増加がペース感覚に及ぼす影響<その2>

pacekankaku_hyoushi.jpg

<その1>より続く。 試しに次のラップでペースを上げて、「キロ4分30秒ぐらいのつもり」で走ってみたところ、実際のラップは果たして4分50秒台でした。つまり、今レースをキロ4分50秒の設定でフィニッシュタイムを求めようとするなら、今の自分では「キロ4分30秒」のつもりで走らなければならないということになります。 

実際のタイムがキロ4分50秒でも、体感的にキロ4分30秒の走りをしなければならない。これは「実質キロ20秒のペースアップ」であり、レースでいきなり実行するのは無謀かつ愚かな行為です。

しかしレース中は興奮していますから、脳内はつねに「行けそうな気がする」状態。ということで、行ってしまいました。この時点では「前回より4kgも体重が増えてる」という現実はきれいさっぱり忘れていました。

無謀にも自己ベスト更新をめざし、「実質20秒のペースアップ」を敢行してしまったのです。 結果はvol.2【レース編】にも書きましたが、30キロ地点で教科書通りの大失速を喫し、前回よりも20分遅い大惨敗に終わりました。

もちろん敗戦の原因が体重増加だけとはいいませんが、かなりのウェイトを占めているのは間違いないでしょう。 市民ランナーの皆さんも経験おありかと思いますが、やはり自己ベスト(あるいはそれに近いタイム)が出せたようなレースは、展開自体もスムーズで気持ちよくフィニッシュできます。

逆に後半大失速するパターンは、レース後の充実感もビールのおいしさも半減します。 思えば昨年の長野マラソンで自己ベストを出して以来、フルマラソンにおいては「あー最高だった!」という走りができていません。

あのフィニッシュ地点で感じる爽快な充実感を、来シーズンこそは味わってみたいと思います。