8日に行われた「2009名古屋国際女子マラソン」を観戦取材してきました。2007および2008年大会は自転車を使っての取材でしたが、今回は自分の脚、つまりランニングで選手を追いかけながら各ポイントの写真を収めるという超ハードな観戦取材にチャレンジしました。
といっても42.195キロすべてを並走するわけではありません。要所要所をショートカットして先回りします。 まずはスタートを見届けるために、家から約5キロ先の瑞穂陸上競技場へ出発。
しかし、いきなりの誤算が・・・。2キロほど走ったところで、肝心のデジカメを忘れていることが発覚。急いで取りに戻って再び競技場へ。残念ながらスタートには間に合いませんでした・・・。
気を取り直し、選手たちが妙音通を走っている間に6キロ地点へ先回り。トップは中国の新鋭、白雪。3位で通過したのが資生堂の藤永佳子、そのすぐ後を豊田自動織機の新谷仁美が追いかける展開でした。
その2~3分後でしょうか。ガードの白バイ2台と中継車を引き連れて、「ありがとうラン」の高橋尚子さんが近づいてきました。ランシャツではなく、イエローのTシャツを着ています。
もうすぐ目の前に。シャッターチャンスです。
と思ったら、腕っ!
撮影、失敗しました・・・。 気を取り直して次のポイントへ向かいます。トップ集団が若宮大通りの折り返しコースを走っている間に15キロ地点付近へ先回り。ちょうど給水ポイントのあたりで選手達を待ちます。
ほどなくトップ集団が現れました。先頭はケニアのキャロライン・キレル、2位は白雪。そのすぐ後ろを新谷が追走。いい位置に着けています。
少し遅れて藤永。
大南敬美(写真後方)はトップからかなり遅れました(この後、残念ながら25キロ付近で棄権となりました)。
そして再び高橋尚子さん登場。相変わらず沿道に手を振りながら走っています。
ここで予期せぬハプニングが!一般参加のランナーたちを撮影していたら、デジカメから「ピーーー」と聞き慣れない音が聞こえてきました。画面を見ると「電池残量が無くなりました」の文字・・・。
レースはこれからだというのに何ということでしょう。 一気にテンションが下がり、疲れがどっと全身を襲いました。もう、10キロ先の瑞穂競技場へ戻る気力も体力も残っていません・・・。ということで、TV観戦に切り替え。とぼとぼと家に戻ることに。
今年の名古屋国際女子マラソン観戦はなんとも中途半端なカタチで終わってしまいましたが、Qちゃんのありがとうランも生で見られたし、よしとしておきます。ちなみに皆さんご存じのとおり、優勝は初マラソンを制した藤永佳子。期待の新谷は8位に沈みました。Qちゃんは沿道に手を振りながらにも関わらず、余裕のサブスリーで堂々の29位でした。