出張で訪れた町を中心に、ランニングしてみた感想を綴る「知らない町を走ってみたい」シリーズ。7回目となる今回は、先週の日曜日に参加した篠山ABCマラソン の前泊地、「京都」での観光ランの様子をお送りします。
京都は名古屋から近いこともあり、小学校の修学旅行を皮切りに幾度となく訪れています。ですから“知らない町”というわけではないのですが、レースを含めて走ったことはありませんでした。まずは京都駅・八条口近くのホテルに荷物を預け、あてもなく西へ向かいます。
しばらくはとくに京都らしい風景は見あたりません。1キロほど進むと、左手に「東寺(教王護国寺)」が見えてきました。
国宝の五重塔をささっとカメラに収め、進路を北へ。
「西本願寺」を過ぎてさらに北上して四条堀川の交差点を東へ進みます。大型商業施設が軒を連ねる繁華街は、人が多くて走ることはできませんでした。 鴨川沿いではランニングしている人をけっこう見かけました。
四条通から「花見小路」へ。ここは“京都の中の小京都”といった風情。ちょっと「作られた感」がなきにしもあらず。
花見小路の先にあるのは、仏像盗難事件があったばかりの「建仁寺」です。
建仁寺にほど近い幹線道路から見えるのは「法観寺 八坂の塔」。
八坂通のあたりから観光客だらけに。産寧坂、清水坂をゆっくり上り、「清水寺」へ。拝観することなく墓地をショートカットして東山五条へ出て、八条口のホテルへと戻りました。
翌日にフルマラソンを控えていたため20キロ弱にとどめましたが、本当は丸一日かけて京都全域をめぐりたかったです。できれば今年中に、今度はバックパック担いで本格的な観光ランを楽しみたいと考えています。